ソノエ
作詞 根津寛人
作曲 中野芳夫/根津寛人


君を描いてた
真っ白なボードは鮮やかな色で
染まる

 
それを毎日
役には立たないと解っていたけど
終わらない


君に触れた 
その夜はもっと強くて温かい色で
重なる


行き交う言葉 
たった1つだって逃さず胸に 
刻んだ


僕が見てきたすべてを
君に伝えるべきだとその時思ったんだ


描いてた思いが邪魔をして 
結局偽りの僕がそこにいて
今になって気付いた答えは 
君には届かず向こうへチリになって消えて


君を描いてた 
彩やかなボードは部屋の隅に 
眠る


やがてその絵は 
埃に埋もれて色彩を濁し
失う


僕が見てきたすべてが 
君と繋がり果てると今なら思えるんだ


運命が別れを告げるなら 
僕らそれ自体壊してやろう


想像した未来は綺麗で 
だから明日に胸は震える
その絵は時と共に 
気付かず流れてそれでも変わらない証