捨て猫
いつか...頼らずに....世界を愛せたら...
一人で歩けたら...全て許せるんでしょう...
道端に置き去って
信じろなんていわないで
もう二度といらない
今更過去を掘らないで
冬の空の下遠ざかる背中
陽だまりから投げ出された
いつか頼らずに世界を愛せたら
一人で歩けたら
全て許せるんでしょう
憎みたくなくて汚れたくなくて
痛む記憶に背を向けた
いつか包む込む強さを手にしたら
生まれた願い何も
捨てず済むようなるんでしょう
本当は欲しいそのぬくもり
傷口が喉を凍らせて呼べない
いつか頼らずに世界を愛せたら
一人で歩けたら
全て許せるんでしょう
いつか包む込む強さを手にしたら
生まれた願い何も
捨てず済むようなるんでしょう
捨てず済むようなるんでしょう?