街中で未だ一人の奏鳴
暮れる夕景
舞台の上 不器用なダンス
顔の見えない奏鳴
暮れる夕景
劣等感 支えの無い浮いたこころ
共鳴を 寂しさは、醜さは、期待の裏
情景は黒く濁り 深く潜ろうとする正体は?
照明を 誰も彼も観てはくれない
夢を見ることが少し怖くて
呼吸をするだけの生活が嫌いで
証明の解けない僕はここで呼吸を止める
海の底で眺める空は良く見えなくて
でも綺麗で
光りの影揺らめいて
差し伸べられた手は
冷たい両手 語りかける
夢を見ることは少し怖くて
呼吸はその速度を上げていくんだ
証明を一つ 君は「ここにいる」
呼吸を
さぁ
夢を、さぁ、こころと呼吸で
鼓動はその速度を上げていくんだ
証明は一つ 君は「ここにいる」
僕達は呼吸をする
僕達はここにいる