Re:Act
さっきまで笑っていた 知らないはずの影たち
寄せては返す日々の ツマラナイだけの生き方

いつも僕は嘘だらけ

一人で纏う 誰も見えない色
その傷が深く心の奥を穿って
また違うマスク 被ってゆくよ

隅っこに落ちている 使い捨てのレンズごし
きっとそのフィルターなら 見えない物は無いだろう

二度と見せることのない

昨日までの顔 誰も知らない傷
そっと瞼の裏焼き付けた孤独と
また違う景色探してゆくよ

逃げ出してきてからは まだ近い
惑わす言葉たちは 好き嫌い
期待なんてするなよ 遠い未来

立ち止まると全ての
演じた自分の顔が
戻れない道の果て
そこに走れと背中押す Oh・・・

ずっと気付いてた 誰も知らない声
その音は強く儚いメロディで
空っぽのブリキの中 押し込めてきた

ただの声 いつも聞こえていた
やっと自分の台本を手に
ずっと言いたかった言葉が響いた