まどろみかけた街に
サイレンの音が鳴り響いた藍染の夜
目が覚めると 静かな闇がたたずむ
午前3時の 僕の部屋の中
「いつかはきっと光が差すかな?」
「期待したって変わらないよ」
僕の言葉じゃきっと
溢れるような悲しみから
君を救えやしなくて
泣き出しそうな顔で
日々を駆け抜けていった
裸足のまま 陽炎に揺れて
まどろみかけた街はサイレンの音で
目を覚まして静かに合図を出す
午前4時の 僕は部屋の中
目を閉じても面影がささめいて
少しだけ 明るくなって・・・
僕の言葉がきっと・・・
泣き出しそうな顔で
日々を駆け抜けていった
裸足のまま 陽炎に揺れて