お前は俺に別れを告げ
知らない場所へ消えてしまった
そこは悪魔のそばなのか
冷たい風は吹いていないか
ここに帰ると誓ったわけじゃない
それでも俺はお前を待つ
お前はここに帰らないと分かっているが
甘い未来を期待してしまう馬鹿な心
もう一度だけお前を抱きたい空っぽの腕
お前の匂いは脳裏に染み付き消えないまま
俺の視界は涙に閉ざされ
希望なんて砕け散り 灰になり 消え去る
お前の写る記憶なんて思い出すたび
俺の肺に棘が刺さる様なもので
俺の胸は苦しみに溢れて
雲に光るお前に手を伸ばすけれど
掴めるはずなく空しい手のひら
目の上被せ涙を抑えたけれど無駄だった
愛で染まるはずの未来は
涙が染めた過去になって
積もる悲しみ溢れ出して
さらに涙は流れて行く
淡くぼやける記憶の中
届きそうな離れ行く手
何故に引き寄せなかったのか
I want get the past,again...
I cry for the past