守るべき人は誰だろう
憎むべき敵は何処だろう
解らないままの今日だって
帰りのバスは来るのだろう
どうしようもなくて
不安に泣ける夜は
きっと誰にもあるとして
正体を隠して
君を救ってみたいなって 僕だって
TVに映ったヒーローは
負けたりしない 逃げたりしない
あんな風になれるだろうか
今日も僕の憧れになって
飛んで行ってよ
愛してる人は誰だろう
憎んでる”敵”は嫌いだっけ?
この身を削って頑張って
帰れる場所は何処だろう
無敵に映ったヒーローは
泣いたりしない 逃げちゃいけない
仮面を取った僕の顔に
きっと君は興味も無いって
ずっと知っていたんだ
面倒になって
自信も失くした僕に
価値なんてものは無いとして
誰かが泣いて
未来も来なくたっていいとして いいとして
冗談だよ 冗談だろ
だって代わりに誰か居るかって
わかったよ そうだったよ
だから許して 許して
TVの中のヒーローは
負けたりしない 逃げたりしない
あんな風になれるんだろうか
今日は僕を恐怖から救って
無敵のスーパーヒーローは
泣いたりしない 逃げちゃいけない
ちょうど良いさ それくらいでいい
明日も君の救いの手となって
これでいいんだ