Childhood
きっとこのまま何もなくて
何をしても気にしなくて
それでも居なくなって
気付くことがあるのかな

変わらずに身を寄せ会う合い言葉の上
空回って今より絡まってまた
遠ざかる道程

どうして啀み合うように身を削って
光追うように針を進めて
明日になれば忘れてしまう

恥じらうように触れたのは誰
始まりを祈ったのは誰
明日になれば思い出すだろうか
ここからまだ答えを探していた

通りすがる人に紛れ
追い縋る人を笑った
嫌でも聞こえる歌をわざわざ叫んで

途切れずに続く夢を無理矢理描く
叶わなくて今には適わなくてまた
見失うけれど

それはいつも抱き合うよりもっと単純で
引かれ合うよりもっと純粋で
ただ傍にいたそれだけのこと

未来の向こうに種を飛ばして
花になるように雨に願って
どの土を踏み固めて行く
ここからなら何処へでも行けると

そしてまた探し合うように日々向き合って
解り合えるように瞳凝らして
明日の僕をつなぎ止めている

交わる夜に浮かれたのは誰
二人の終わり拒んだのは誰
明日は今日より近づくだろうか
ここからまた僕らを見守って