涙流星群
相対性理論を覚えたてのくせに
曖昧な仕草で時間稼ぎしてる
尖った痛みなら僕に全部ちょうだい
ひとつ残らずに丸めてみせるから

愛想振り撒いてる君
そんな悲しく笑って欲しくない

涙流星群をいつまで勿体ぶるんだよ
隠せない 偽物の笑顔じゃ
「放っておいて」なんて容易く言ってくれるけど
嫌われても傍に居なきゃ

どうしようもないくらいふざけた僕でも
格好悪いくらい優しくしたいのさ

ぎゅっと食いしばってる瞳
どんな声よりも素直に喋る

涙流星群が降り注いだ君の頬に
強がりをはみ出した数だけ
「意気地なし」だなんて容易く言ってくれるから
生まれ変わる 君のために

涙流星群が終わらない静寂の夜に
呆れても続ける願い事を
通り雨上がり凝らした真っ赤な瞳には
僕が映る事祈るよ