ため息に乗せた紙飛行機 君の手前で墜落する
名前を呼ばれても聞こえない 頬杖ついて落書きする そんな午後
窓際に座る君を見ていた 外の景色を見るフリして
居眠りで見た夢の中でも 風が優しく髪を撫でた
覚めないで欲しい
君から目を逸らした でも心は ただゝ見つめる
夕焼け小焼けの空 君を染めるストロボオレンジが胸を焦がす
昔からただの幼なじみ 2メートル距離を置く帰り道
居眠りで見た夢の続きを 紡ぎ合わせるような足取り
振り向いて欲しい
言葉は嘘を吐いて いつも声を ただゝ裏切る
夕焼け小焼けの空 曲がり角で ストロボオレンジが胸を急かす
本当を一つも 言えなかったのは
本当を一つだけ 伝えたかったから
君と出会えた事 それだけで
僕がこの世に生まれた理由にもなる
君から目を逸らした でも心はただゝ見つめる
「サヨナラ」手を振ったよ それで僕の明日が繋がっていく
夕焼け小焼けの空 君を染める ストロボオレンジが胸を焦がす