歩道橋の下で君の名前を呼んだ
声を聞くだけで元気が出た
ナツカゼが君のスカートの裾をゆらして
俺の心も装おうて
なびく髪はこの季節にぴったりだ
恋しくて好きでたまらなくて
錆び付いた
自転車のペダルを踏み鳴らして
坂をのぼったら
明け方の太陽が微笑む
君がくれたこの夏
果てしなく遠くにいる君を追いかける
どんなに苦しくても
どんなに悲しくても
どんなに上手くいかなくても負けない
ブレーキはいらない
恋しくて好きでたまらなくて
錆び付いた
自転車のペダルを踏み鳴らして
坂をのぼったら
明け方の太陽が微笑む
いつか自分も微笑む