さよならをしてしまえば
「さよならをしてしまえば二度と会えない気がする」と‥‥
彼女は立ち止まったまま涙流しそう言った

多分僕らはこの人生で
かけがえのない何かを手にする筈さ

「さよならをしてしまえば二度と会えない気がする」と‥‥
彼女は立ち止まったまま涙流しそう言った

街道に出る狭い抜け道
あの信号でいつもは手を振るだけさ

「さよならをしてしまえば二度と会えない気がする」と‥‥
彼女は少し震えながら涙を流すのさ