【陽、照らす】
ひとりの世界でわたしは誰かわかるのか?
あなたが名前を呼び
初めて「わたし」を知ったの
からだが熱くなった
景色が美しく見える時
それが憎くも見えてしまう時
心の敏感さに気付いてしまったんだ
一度無にして次へ向かう
包み込む優しい風 みどりの壁
肌に染み込み透明になって溶けそうだ
深く息を吸って 360°の視線に気づく
太陽が笑う あなたを見て笑う
今度は月のひかりがあなたを照らす
上を向いては落ちる涙が
少し街を色付けあなたを七色に染めるわ
夕暮れ 野放しにされた感情を集めて
光をあてあたる広い空へ飛んで行け
「さよなら」とオレンジは消えてゆく
-次はあなたの魅せる夜- 見えますか?
少し意味を知って 365日感じている
太陽がのぼる あなたと共にのぼる
思いは空を突き抜けあなたの愛する人へ
うたを歌っては思いの花びら舞い上がる
太陽が笑う あなたを見て笑う
今度は月のひかりがあなたを照らす
上を向いては落ちる涙が
少し街を色付けあなたを七色に染めるわ