毛布としゃべる僕
君の人生をうずめてみたいけど
昼間 毛布の中で震えてる僕には資格がない

瞼を閉じてもどこにも行けやしない
だから うっすらと空気を当てて君をのぞいてる

貧しい春に桜をみたこと
ゆるやかな午後を壊してみたいけど
気づきゃ毛布が僕にへばりついて外は落ち着かない

キッチンで飛ばす僕のミサイルは
磨きあげてピカピカにしてるから易しく臭ってる

しゃべり過ぎたかな 恥ずかしいような
いつも僕の映画は同じなのに繰り返し観てる

貧しい春に桜をみたこと
ゆるやかな午後を壊してみたいけど
気づきゃ毛布が僕にへばりついて外は落ち着かない

君の人生をうずめてみたいけど
昼間 毛布の中で震えてる僕には資格がない