『硝子』
柔らかな皮膚の中に 今でも埋まりたい
悲しみや怒りの喧騒 無に帰せる場所
あなたの声や意志…何でも良い
いつでも傍で 守って
誰にも代わりなんて出来ないのは
あなたがたった一人の母だから
どんな時だって
あなたの心が何処か 遠くを見ていても
私の顔が違った 顔に見えてても
少しも嫌な気分にはならない
見たい景色を 見ていて
あなたが此処に存在するだけで
私の欠けた多くが満たされる
その後は…知らない
これ以上の幸せは怖いから
このまま止まり 終わって
誰にも代わりなんて出来ないのは
あなたが「たった一人の人」だから
あなたが此処に存在するだけで
私の欠けた多くが満たされる
それだけでいいの