暗くて深い海の底で 静かに寝息を立てて
何をするわけでもなく ただじっと遠くを見つめている
何が良いとか、何が悪いとか、考えるのも面倒で
このまま骨になるまで何もせずにいられたら
気分が良いときは少し太陽を見に出かけ
星の綺麗な夜は、遠い過去に消えてしまった
道標の灯台。岬から切り離されていった
声すら届かないこの闇で出口を求め泡だけが踊る
流れの早い夜もあった。雷の響く朝もあった。
泣いていた。笑ってた。大きな声でまた明日
それがつい数十年前の出来事。いや、それでも側で僕らは、、、
何気ない日常を生きていたんだ
気分が良いときは少し太陽を見に出かけ
星の綺麗な夜は、遠い過去に消えてしまった
道標の灯台。岬から切り離されていった
声すら届かないこの闇で出口を求め泡だけが踊る
仲間達とは疎遠になって、顔も思い出せない
元気でやっている、そう思うことにした
それがつい数百年前の出来事。
いや、もう全てが曖昧。記憶の片隅に片付けられている
締め付けるように。呼吸を許さぬように。
胸に刻まれた傷痕は深く。
気分が良いときは少し太陽を見に出かけ
星の綺麗な夜は、遠い過去に消えてしまった
道標の灯台。岬から切り離されていった
声すら届かないこの闇で出口を求め泡だけが踊る
たまに憂いて吠えてみたりする