君と僕の愛したもの
夕暮れの向こうに失くしたペンダント
相変わらず空は狭く小さくて
ポケットの中に入れ忘れた勇気
何もいえなくて 君は曇りだす

途中書きのまま進まない音符の列
君の気まぐれも慣れたつもりなのに

例えばそう君の隣に僕が居れなくても
どこかでおんなじこと考えている気がする


誰かの願う幸せの代わりに
誰かが悲しい思いをするなら
この狭い空の下 僕たちがいる
そんなことさえも小さいことだろう

余り過ぎた絶望 足りない希望呑み込み
現実の中でまだ踊らされてる

この両手で耳を塞ぎ目隠ししてた僕は
必死で寒さを我慢してる子供みたい

真っ白なノートに僕らはまた描いて
また描いてゆく ずっと


あふれ出した音 満ちる月が照らして
ふたりの時間が徐々に短くなる

例えばそう君の隣に僕が居れなくても
どこかでおんなじこと考えている気がする
僕の愛したひと そこにいるなら返事をしてよ
居場所ならここにあるよって抱きしめてあげる