改札口に流れ込む
人波から 君を探す
遅れ気味の待ち合わせも
いつものこともう慣れたわ
ざわめく街に背を向けて
人に紛れて手を引かれ
夕日伸びる寄り添う影
周りにはどう映るでしょう?
繋いだ指先は 絡み付く蜘蛛の糸 未来見えないのに逃れられない
凍えそうな心のままに 何度でもこじ開けて
胸を焦がす乾いた痛み 早く忘れたいから
夜毎堕ちる世界
けだるい時に身を委ね
飽きるまで食べ続けよう
「淋しさのカタチが似てる。」
たぶんそれだけのことなの
早く連れ出してよ 儚い夢の中へ どんなに近くても 何か足りない
繰り返せば繰り返すほどに
色褪せていく言葉
欲しいのなら何度でもあげる
君の望むがままに
そして描く世界
届きそうで伸ばした手は宙を切った
つかめそうな赤い星 君のようね
零れ落ちた涙の理由 それに気づく頃は
胸を焦がす乾いた痛み 切なさに変わるでしょう
凍えそうな心のままに 何度でもこじ開けて
胸を焦がす乾いた痛み 今は忘れたいから
夜毎堕ちる世界