歩み進むたび 足音が
銀幕の裏に 私を連れて行くの
今と明日を行く この音が
細い道の上 示してゆく
歩み進むたび 足音が
不安を脱ぎ去り 私を強くするの
今にも消えそな この音が
アスファルトの上 燃えてゆく ・・・今
風に 耐える木々も いつか枝を広げ
歩む人を癒すでしょう 光もとめ
風に 耐えしのいでいた日々も いつか根を広げて
ひらり ひらり ひら 揺れる新緑は
何を問うの 季節に
ひらり ひらり ひら 揺れる新緑は ただ
何を問うの この季節に
いつも いつまでも そこで見つめていてよ
決して 忘れないから
ゆらり ゆらり 揺れる 木漏れ日の様に
暖かく 照らし出すから