降りしきる雨の色さえも
紅く染まって大地を染め上げた
人の群れは理性を忘れて
己の「生」をここに全て捧げ
慟哭の先に残るのは
悲しくも歪な深い傷痕で
繰り返す終わりなき闇を
天で静かに眺めるのは死神
這いずる者は「死」を覚悟して
向けられた最期を誇りとし
鉛色の空見上げては極楽を
願い終わりを遂げた
涙はもう枯れ果てているが
胸の奥にある明日への「生」
黒く紅く淡く儚く
散っていけるのなら我が本望と
嗚呼…
止まった刻はいつか
悲しみを消すの?
嗚呼…
自分だけを信じて
未来に願うだけ
声を聞かせて
目を開けてくれ
どうかお願い
さよならさえも…
降りしきる雨の色さえも
紅く染まって大地を染め上げた
人の群れは理性を忘れて
己の「生」をここに全て捧げ
慟哭の先に残るのは
悲しくも歪な深い傷痕で
繰り返す終わりなき闇を
天で静かに眺めるのは死神
生まれてきたのは誰のため?
死に行く理由はなんのため?
生きていくことに疲れたと
そして現実を知らされてしまう
嗚呼…
止まった刻はいつか
悲しみを消すの?
嗚呼…
自分だけを信じて
未来に願うだけ
いつまでもどこまでも
この空を見上げて思い出す
笑い合った日々のことを
薄れゆく意識の中渦巻く