ハカナランプ
作詞・曲 渡井翔汰
編曲 Pearl Bridge


街の片隅に咲いた一輪の花
景色と馴染まず儚く揺れる
頬を掠めてる風に首を振られ
それを理由にして
明日を拒んでいた


空を仰いでも映るのは青い雲
夕陽に焦がされ赤色に染まる
ほんの小さなこと
直に薄れること
それがほんの少し綺麗と思えた


でも映る世界は狭すぎて
揺れる意味を忘れてしまった


できれば哀しい思いなんてさ
したいわけがないだろう?
そうさ 常に笑っていたいよ
だから忘れていくんだよ
全部 すべてさ


街の片隅で泣いた一輪の花
景色に隠れて儚く消える
薄らいでく光が
少しだけ怖くなって
願うような目で
夜空を仰いでいた


不意にどこからか差す灯り
夢の中で見たような灯り


気付けば数え切れぬほどの
灯りが僕を照らしていた
そうか 枯れてしまわぬように
萎れてしまわぬように
そっと 優しくて


落とした涙がきっと
君の今をなぞるから
もう 迷わないで
生きたいように生きればいい
隠れる意味はもうないから
胸張って笑って