詞・曲 河内康彦
唸り上げる波が
さらう紅蓮の太陽
曉 仁王立ち
後悔に歯軋り
人が人に明日を
尋ねるその愚行
己の夢ですら
付加価値に曇らされている
朝日に燃え尽きろ絶望よ
勘違いの人情 塵と化せ
泣けど叫べど果てぬうねりに
有りの丈注いで身を投げろ
苦悩する我が身のはかなさよ
命もただ満ちて引くだけ
チンケな欲をかき
ことごとく砕けた
ぶつかり散る波が
嘲笑うように慰めてくれる
嵐に打ち震え 渇望よ
這い回った恥辱は糧となる
掴めその手に無数の業を
見えぬ明日を日々繋ぐ為に
孤独に知る弱さや強さ
独り噛み締めて朝を駆けろ
黒く塗り潰した悲しみの
とめどない輪廻が波を打つ
泣けど叫べど果てぬうねりに
有りの丈注いで身を投げろ
苦悩する我が身のはかなさよ
命もただ満ちて引くだけ