詞・曲 河内康彦
窓を叩く雨は
暗闇の中 踊る
夜の針が刻む
午前三時の迷路
止まらない世界
食い尽くされる未来
あの子の泣き声が
朝を曇らせぬように
降り注げ雨の歌
揺り篭に届く声で
喜びに流す涙
ありふれて綺麗
満ち足りてる命
これ以上ないほどの
今を守る為に
雨粒ほど血を流す
美しさの裏の
おぞましき数の憎悪
その全てに宿る
矛盾に近い道徳
夢の中 雨の歌
聞いたことの無いリズム
悲しい涙を
洗い流す子守唄
ピリオドの道標
築き上げられた軌跡
ねぎらうように降り続く
嬉しそうな雨
あの子が微笑むまで
止まないで雨のリズム
いつまでも鳴り続け
このノイズとともに