君がいるから僕は笑えた
君がいないと涙・・、涙・・・
心の音が聞こえなくなって
二つの音が今は一つ
歩いた道の寄り添う足跡
羽根が生えたあの日から
要らなくなった置き去りの靴
ひとりぼっちの水槽で揺れる魚の恋心
歪んで見える世界に君を探してる
幾つの夜を、幾つの朝を
重ねればいい、泳げばいい
瞼の裏に鼓膜の奥に
心の底に今もずっと
君の姿が声が、想いが
褪せることなく住んでる
あの日交わした約束一つ、今も覚えてる
ひとりぼっちの水槽で浮かんで消える恋心
歪んで見える世界に君を探せない
君に届かない僕なら
いっそ溶けてしまえばいいのに
水に溶ける泡のように
水に溶ける涙のように・・・・