忘れかけている
人の体温の暖かさを
誰もが包まれて
ぬくもりの中生まれた
隣にいる人の存在を感じず
触れる同じ空気の意味など無く
泣きじゃくっている被害者さえ
ただとなりにいる有害な者
行方をくらます笑う加害者を
覆い隠す人々の壁
投げかけている
助けを必要とする人達は
一握りの勇気と
人を思える思いやり
隣にいる人の存在を見えなくて
伸ばす右手に気付く事がなく
忘れかけている人の痛みを
傷を悩みを
共に笑うの?
無くしている
砂漠の砂のような心でこぼれ落ちる
隣にいる人の存在を感じず
触れる同じ空気の意味など無く
涙がこぼれ落ちたままの通り過ぎた残場
問いかけろ
自分の自分
自分自身に
喉元まででる無垢なやさしさ
やわな勇気を
投げかけている
助けを必要としている人達へ
その手を開くの
泣きじゃくっている被害者さえ
ただとなりにいる有害な者
行方をくらます笑う加害者を
覆い隠す人々の壁
無くしている
場違いな
砂漠の砂のような心で
こぼれ落ちていく
無垢なやさしさを見失ったまま
通り過ぎる
こぼれ落ちる
無くしてく