扁桃腺
白く澱んでいく空が
あの小説の1ページを
切り取って破り捨てた
色にとてもよく似ていた

ああ、そうかそれであなたは
どこか遠くに行ったのかな
後悔の海を航海してる
僕は深く沈んでいく

扁桃腺が腫れるまで
扁桃腺が腫れるまで
あなたの名前を呼ぶよ