レキサツ
しけた話が昼過ぎいつもの交差点
俺はお前が逝くのを眺めてたんだ
5秒のフライト楽しめたのか 返事は聞こえない
フードがよくある噂に引っ掛かって
あの娘いまだにジタバタしている
俺は勢い任せに飛び出したけど いまだにさだまらん

ここらの筋じゃあいつは知られたウリの赤毛で
みんなは病気を怖がるけれど
気にするほどでもないだろう 今夜は月に手が届く
東出口の汚れたホームレスのジジイが
「散らばる光の影を踏んだ」って
早朝ごみの日可燃ゴミ燃やした煙の吸い過ぎ

いかれたドライブが弾んで かすめた鼓膜を跳ねる
浮かれ立つ暗闇の裂け目に 迎えた一筋の光

お前の脳みそ3番街に巣食った悪魔が光を食べては闇を吐く そのうち何も見えなくなって社会に適合していくんだ あの娘が綺麗なのはいつも毒を吐き散らかしてるからさ ぼうっとしてるとあてられちまいから気をつけな

日が暮れた 日が暮れた 遊ぼう 夜の中染み付いた足跡
待たないでぶちやぶれ