壊れた砂時計 鳴り響く虚空の歌
満ち足りた絶望に悦びの花が咲く
枯れないように
もう壊れないように
祈り抱く悲しみや痛み
永遠に 永遠に胸を焦がして
幼い棘を隠したまま
白い腕に憂う昨日
途切れた雲間から 胸を刺す青い光
傷つけた手のひらをかざしすべてを知る
どこにいたって見えなかった
気づけなかった
闇を縁取る柔らかな光
空に 空に手を伸ばして
甘い夢に溺れたまま
この扉をひらいて
祈り抱く悲しみや痛み
永遠に 永遠の胸を焦がして
拙い棘は隠したままでいい
さあ扉の向こうへ