二夜の月
夜空舞うこの願いが 今も君を求めて…

一人歩く影は寂しげに
涙隠し その笑みを思うを繰り返す

口ずさんだ君の旋律が
声がまた長い夜を僕に襲わせる

照らす月を見て 胸に募る想い
離れていても 同じ光見ている

夜空舞うこの願いが 君の笑顔潤ませる
その瞳いつか僕だけを 映し逸らすこのなく
永遠の愛を描いて…


あの日この心とかす君の声が
見慣れた家路さえ彩り夢へ続く

夜空舞うこの願いは いつも彷徨い続けて
絞り出す声で叫ぶから いつか届いてほしい
涸れた涙と共に…


想うほど心は震えるけれど
揺らぐことなく君へ…

夜空舞うこの願いが 君の笑顔潤ませる
「いつの日か君とこの月を 見上げ誓い合いたい…」
一人また呟いて…