突然だけど俺には
君の痛みはわからない
俺には俺の物語があって
君には君の物語がある
きっと、
接点なんてないのかもしれない
だけど、こうしてこの曲を聴いてる時点で
君と俺の物語は音楽を通じて接する
音楽ってすげぇなって今更思うよ
俺のやる音楽聴いてちっとも響かないやつとか、
あいつなに悲劇気取りになってんだよとか、
思う奴もいると思う。
でもいいじゃないか
音楽ってさ
音楽っていうのはさ
みんな同じだとつまんねぇだろ
あの子もあいつもただ、
ラブソングを歌うとか
つまんねぇって
そういうの音楽じゃねえって
思うんだ
自分の何かをぶつけよ
あぁそうそう
俺の音楽だけどさ
響かなくていいよ
わかる奴にはわかるって
歯ァ食いしばって生きてる奴には
わかるから
そうだと信じてぇんだ
俺は思うよ
いくら人生について考えても
答えなんて出てきやしない
だって君は今を生きてるんだから
雑巾みたいな人生
でもそれって最高じゃないか
雑巾は雑巾らしく全てを、
拭き取っていけばいつか
ゴミが消えるだろ
夢が叶わない
最大の敵は自分自身なんだよ
夢が変わっても妄想が変わっても
現実は何一つ変わっちゃいないし
守りたいものも昔から何一つ
変わっちゃいないんだ
ただ、少し大人になって
見えなくなってしまったのさ
アコギ一本とこう声だけで
全てが変わると思わない
思わないけど勝手に歌って
勝手に帰ることにするよ
それじゃ、またね
ばいばい