詞・曲/morichiy
うつしかがみは今日も
いろんな色を映して
空に舞う憂鬱さえも
映していく
割れた破片を集めて
造り上げた物語は
チグハグで
繋がりのないあらすじで
汗かいた缶ジュースは
どこか遠くを見つめて
あの頃の記憶を見てるの
揺れ浮く想いは風船のように
僕の手の中をすり抜けてゆく
掴もうとしても君は高い空
うつしかがみは今日も
いろんな色を映して
空に舞う憂鬱さえも
映していく
うつしかがみは僕を
どんな風に映すのだろう
胸に刻むあなたの言葉
思い出して、生きる。
新京極の真ん中で
さっき見た映画のワンシーンを
二人で真似したね
鴨川の橋の下
滴れ落ちてきた雨雫が
星空のように見えて
ガラス張りのビル街に
僕らの影映しても
その影は影のままで
水しぶきはいつでも
光を浴びて輝く
ボクとキミ、
あなたとぼくの恋のように
うつしかがみの前に
立つのが怖くなってて
君のいない僕の姿じゃ
頼りなくて
うつしかがみは今日もいろんな色を映して
空に舞う憂鬱さえも映していく
うつしかがみは僕を
どんな風に映すのだろう
胸に刻むあなたの言葉
思い出して、生きる。