彼女は人生を彷徨ってる気がしてた 確かなものが欲しかったのさ
すべてを幻聴だと思い込み、君は暗黒の王を迎えた
けど王は着飾るものだ
奴を柱としてしがみつくと、棘がつき刺さった
どれだけ酒を用意しても、過程が違うだけだ、ラベルは何だ?
とんだ見掛け倒しだよ
気付けよ、あんたの魂を縛れんのはあんただけだ
表には出ない傷、現代では不幸が芸人の顔料で、あんたは笑えるか?
現実は親切ではない、あんたの両親ほどには、またも堂々巡り
勝負は続いているが、あんたは誰と戦っているんだ?
悔いることは罪じゃないんだぜ
記憶の淵で赤い子が泣きわめくが、あんたは誰か聞こうとしない、
気付かないフリをしながら
炎なんて誰しも求めなくていいのさ
気付けよ、確かなものはあんたの中にある