蜉蝣(かげろう)
広いこの空に 浮かんでは霞んでく夢
いくつ重ねたでしょう
いくつ流れたでしょう
描くだけなら 無限にあるのに

ねぇ 君の胸の中 ダイヤモンドの原石が
僕には見えるけれど 気が付いていないでしょう
自分自身じゃ見えないものって

誰かに教えてもらったとき
塞がれた目の前の道に光が指す
いくつかのゆめ 捨てたとき
明確になっていく道に
勇気と希望が湧きだすはずだよ

蜉蝣のように揺れてる
この瞳に映る世界
変えてゆく力 誰もが
秘めているから恐れないで

灰色の雨が 心の奥降り注いで
膝を抱えて泣いた 夜に鳴り響くコール
友達からの 優しいメール

そう ぼくはいつだって一人じゃない
大切な人に見守られここに生きてる
だから 君も忘れないで
どんな辛いことがあっても
今きみを想ってる人がいるよ

蜉蝣は時にいたずら
嬉しい思い出を食べる
変わりゆく時の狭間で
感情は浮遊を続ける

ありふれた微笑みに
時に助けられ
とげとげしい言葉に
深く傷ついたりして
単純なように見えて
複雑に絡み合う
世の中を僕たちは
彷徨い 生きてる

蜉蝣は時にわがまま
人恋しさを募らせる
一人ではいたくないよと
心が静かに叫んでる

蜉蝣は時にいたずら
嬉しい思い出を食べる
変わりゆく時の狭間で
感情は浮遊を続ける


蜉蝣のように揺れてる
この瞳に映る世界
変えてゆく力 誰もが
秘めているから恐れないで