戦いのうた
「戦いの歌」


 自分たちが正義だと

 剣をふりかざしている



 それが愛だというのならば

 愛とはいったい なんですか?



 世界を変えるため 人を救うため

 闇を憎み 戦い続ける



 いつまでも 終わらない

 果てしない ストーリー



 わかるよ あなたは きっと今まで

 つらい思いかかえてきたんだね



 多くの苦しみ 悲しみ

 理不尽さを 目の当たりにして



 繊細な君の心は 

 傷ついてしまったのかな



 もう これ以上

 自分を苦しめなくていい



 何もできない無力感や

 罪悪感も 感じなくていい



 自分を犠牲にして 与えるよりも

 君が 君を生きるだけで

 救われる人が たくさんいるの



 君がそこにいるだけで

 君の存在こそが 愛だから



 世界を変えるため 人を救うために

 剣も犠牲もいらない



 戦いをやめ そっと剣をおいて

 空の青さ 広さに目をやった時



 戦いは 消えているよ



 空に輝く太陽の光は

 いつもどんな時も

 すべてを照らしているから

 その光を見ればいいの



 自分が救われ 世界が救われる



 その時 気がつくでしょう

 本当は闇などなかったんだと



 すべてが 愛だったんだと・・・