握りしめていたのに
すり抜けてく どこまでも遠くへ
それは小さな粒になって
周りの景色に溶け込んだ
どんなに掻き分けても
見つけられないのは知ってる
音のない時が流れて
これは夢なの?
バラバラになっても 何にも見えなくても
繋がってるから
さぁ目を閉じて 必ず会えるよ
あの日行ったあの場所で
いつもの温もり 当たり前の日々
そう信じてた
目覚めてみると そこは既に孤独
頬を伝う涙さえ 冷たい
空箱を持った手は
僅かに震えていたんだ
大きな中身失って
怖くなったんだろう
押し寄せてくる波に
構っていたら潰されてしまいそう
それが大きな渦になって
すべて飲み込んでく
離れすぎたら 何にも言えないよ
声さえ聞こえない
手を差し伸べて どうか教えて
どっちに行けば抱き締められるの
大切なものだと 無くしてから気付く
それじゃあ もう遅い
いろんな感情が 邪魔して見えない
そんなの無くなってしまえばいい
バラバラになっても 何にも見えなくても
繋がってるから
さぁ目を閉じて 必ず会えるよ
ずっと ずっと そう信じてた
慣れた優しさ 戻らない温もり
箱はまだ空っぽ
目覚めてみると そこは未だ孤独
頬を伝う涙まで 冷たい