ユメノナカ
暑さの残る帰り道僕らはそっぽ向いて歩いた
後悔の跡、唇に刻み続けたまま
女神のようなあの笑みの裏であなたは泣いていたんでしょ?
ごめんねどうか、幸せに幸せになってね

別れた後にさ、想い出は花開いて
醜い自分が影のように(闇のように)襲ってくるんだ

月に纏った群雲と夜が明けるまで旅をしたいよ
次会うときは夢の中でと、言った口元かすかに震えてた

都会の街では人々は忙しそうだ
置いていかないで一度だけ(一度だけ)抱き締めてよ

夏の日差しに手をかざすあなたがとても愛しかったのに
それでも僕は手を離す戻れないことわかっていたけど
月に纏った群雲と