LOVER
星を鏤めた万華鏡
我儘にも美しさ求める
きっと幼心に
それは眠り続けていたのでしょう
ぐちゃぐちゃになった金盞花
身体中に痛みを知った
どこまでも望んでいたのは
時の修復だけ
きっと愛しているから今の自分を責めた
愛しているから消した
一緒にいたいと思うことがそもそも罪深かった
私という水の中枯れていく
もう氷の様に冷たくて
温かさが苦しくなる
強いふりしなくてもいいから
泣いて哀しんでていいよ
何度も何度も茎を切る
その度に苦味に変わる
本当は恐かったのに
そういう日々を貫いていた
あなたは波打って
心を波打っていく
少し笑ってみる
偽りの光を灯して
痛々しいけど
夜の道を越える術を見付けた
きっと愛しているから今の自分を責めた
愛しているから消した
一緒にいたいと思うことがそもそも罪深かった
あなたは何を望んでいたの?
愛していると信じ続けたかった
自分以上にあなたのこと愛せなかった
綺麗なものが欲しかったのに
私という水の中枯れていく
終われないよ…