全てが終われば良いと思った
そう思った
壊してしまえば良いと思った
そう思った
暗闇をポツンと独り歩く、そんな夢を見て急に恐くなった
こんなに弱くなったのはいつからだろう?
ああ・・・そういやぁ初めからそうだった
全てが消えれば良いと思った
目の前から
答えなんていらなかった
もう、いらなかった
欲しくなかった
何のための世界なんだ?コレは何のための世界なんだ?
僕は何のために歌うんだ?こんな白も黒も無い世界で
なんてことのない世界が、僕に疑問の山押し付ける
僕は世界の何なんだ?
そんな僕は世界の何なんだ?
消した後は何を創る?創るのは結局自分なんだ
そんなこたぁわかってんだろ?
でも、どうしようもないんだろ?
今日も世界は曖昧で
今日も世界はモザイクで
誰かが誰かを憎んで
誰かが誰かにキスを
する
全てが
終わる