動かさないでいて 黄金色の太陽
動かさないでいて ぬくもりに満ちたその手を
ふたりだけのことを考えているのは
予想どおり 遠くちがう気がしてた
わかりあえたことは何もなかったんだね
そんな 言葉 紡いだ意味なんてないのさ
ああ 今 袂を分かつのか
諸手を上げて あからさまな空表情(もよう)
動かさないでいて 黄昏る太陽を
動かさないでいて ぬくもりに満ちてたはずの手を
かりそめの風が吹いた 不思議なシーズン
さよならの弧を描いた あやかしの気分
ああ 今 袂を分かつのか
ちぎれる雲に まやかされた想いをのせて
動かしておくれよ 奪われた季節から
動かしておくれよ 訪う(おとな)はずの季節まで
動かしておくれよ 奪われた季節から
動かしておくれよ 訪うはずの季節まで