静まる風景に身を震わせ 生ぬるい声が耳を刺す
機械仕掛け 人間の群れが狂っている
潰されそうな声が 俺を突き動かす
崩された理性を削ぎ 心は消えた
映されてた光景は 塗り潰される透明に
いつまでも気付かない人達が そこにいる
聖者でさえも捻くれるような そんな世界には居られない
目を閉じて今は何も感じるな 塞ぎこめ
壊されそうな声が 内に身を潜める
捨て去った声を見つめ ただ眺めてた
抉るような声何度も聴く 拒むことも拒否してきて
黙しただけで下を見続け 逃避するだけの毎日
まだ繋ぎとめていた 消えかかっているけれど
心に灯した炎 唯一の人間的な感情
潰されそうな声が 俺を突き動かす
崩された理性を削ぎ 心が消えた
まだここに一つ 音楽は消えはしない