加茂川
作詞・作曲:峯本 亮

夕焼けが二人を 優しく包み込む
川岸で寄り添う 二つの影
君の気を引くことに 必死になる僕と
無垢な笑顔の君が そこにいた

君がいることで 満たされていた
当たり前の時間が流れ 次第に形を変えた

出会えた頃に 戻れない僕たちは
お互いの違いを 認め合えぬことで迷っていった
答えも出せずに 流れに身を任す
気付けばそれぞれの 道を歩くことが答えになっていた

夕焼けが二人を 優しく包み込む
僕たちの始まりの場所
何気ない話と 寄り添う温もり
永遠を信じていた

君がいなくなった今でも
この場所は何ひとつ 変わらないままだけど

川のせせらぎが いつもより大きく
瞳を閉じる度 君の優しい笑い声が聞こえる
思い出ばかりが 胸を締め付けるよ
夕焼けが優しく 包み込んだ一つの影が揺れる

君がいないことが 当たり前になっても
忘れることなんて 出来ないよ
僕たちの日々は 永遠に消えないから

川のせせらぎが いつもより大きく
瞳を閉じる度 君の優しい笑い声が聞こえる
思い出は胸の 奥に仕舞い込んで
いつか出会う時は 笑顔でいれるようにと願いながら

流れ行く悲しみの後に それぞれの幸せを信じて