灰になって 立っていて
ここにだって いたくもない
行き先なんてどこにもない
浮き足だって 忙しい
壊れそうな断面の
眺める雲を渡ってく
踏み外した
ひとつ 飛ばしたら
愛想もない
見たくもない
這い上がる空の向こう
立ちこめる朝もやを
気まぐれだっていうの
止めて! やめて!
揺れるバスはこない
これははかなげな
旅の 物語よ
目に見えるものが全て
目に見えないものも全て
手を延ばしたら
終わらない日を待って
風にもなれない
逃げろ
GET UP
消して さめないで
揺れる街を照らす
見せてあげたいの
起こることの全てを
会いたくない
聞きたくない
悩んでも始まらない
あれでもない
これでもない
止められない時間のせい
大丈夫
あせてゆく
わがままも 悲しみも
痛くもない痒くもない
こんな世界を嫌って
こんな世界を嫌って