まっすぐに見つめ合う
2つのガラス玉
言の葉に身を寄せて
震える文字たちと
感情を歪ませる
電気信号の波
ひとかけらの意識の外
僕らの日々を繋いで
重なる点と線には
確かな道が続いているから
薄暗く部屋を照らす
まどろんだ灯りと
ゆらゆらと向かい合う
1つのガラス玉
数式を孕ませる
人の群れかきわけてく
ひとかけらの命のこと
僕らは息を切らして
駆け抜ける景色の先に
果てしない旅が続いているから
ひとかけらの意識の淵
僕らの日々を繋いで
交わる点と線には
確かな道が続いている
僕らの「今」を紡いで
感じる鼓動の奥に
何かがきっと眠っているから