色のない街 崩れ落ちていく日々と
枯れた世界に一人取り残され
悲しく軋んだ空 雨に打たれながら
君の声を探しても
届かない 届けない わかっていた
失った夢の君を 僕はまだ愛しくて
変わらないこの想いを 抱き締めて離さない
色のない夢 全て偽りのように
暮れる世界は 君を隠したまま
もう言葉はいらない たとえ身が朽ちても
重ね合った手の温度が
心地よく 腕を伝い 僕を焦がす
閉じかけた闇の奥へ 届けようこの歌を
明日が僕 追い越しても 君を待ち続けるから
揺らぐ灰は積もる雪のように
白に溶けて
滲む傷は愛しく
疼き澱む
悲しく軋んだ空
失った夢の君を 僕はまだ愛しくて
変わらないこの想いを 抱き締めて離さない
閉じかけた闇の奥へ 届けようこの歌を
明日が僕 追い越しても 君を待ち続けるから