駅前通りを渡る二人の影が伸びる夕暮れの街
何かを確かめるように懐かしい歌口ずさんだ
大久保の裏道に枯葉が舞って光が射した
雨上がりの濡れた道を小さな長靴が駆けていって
少し伸びた君の髪が揺れて
伝うシグナル まだ見てない景色があるのなら手を伸ばして
触れた世界の数が僕らを作るから 何処でもいける
伝うシグナル まだ見てない景色があるのなら手をつないで
揺らす 夜の明かり 目を瞑れば 何処でもいける
そうさ ひとつの光とひとつの闇を超えて
触れた世界の数が僕らを作るから 何処でもいける