雑踏のなか聞こえる一つの不純物質
何も知らないまま生きる意味を捜す
息を潜めて見渡して
ここにいるんだと皆に問う
それで良いと僕は言った
君は君の路を行こう
それでもまだ足りないなら次を探そう
風が教えてくれる
季節の移り変わりを
人の波も然り居なくなるのだろう
目を凝らしても何も見えない
自分は本当に正しいのか
答えなど無いもの
無理につくる事はない
君が信じているならそれでいいよ
寄せて返す波 繰り返して
いつも通りの朝と
いつも通りの景色
それでもまた明日は変わってゆく
誰も知らないまま
時間は過ぎゆく