白い影の鳥
君を絵にする
そろそろどうかい?の向こうの方の蝶つがいの声
もう終わったね?動いていいね?

背にしてるその子の手に
今度こそ そっとそっと掴んで
騒いだっけね やっぱ楽しかったね

手擦る 転がる夜に 寄り添うほど黒い唐風に
身を隠したね そっと髪揺らしたね

駅あるノート覗き 指差す君 幸せな文字 
真似して書いたね ぎゅっと 僕の手掴んだね

Because I love you and Do you too?

目に見る このほのかの 赤い樹木に
囲まれ もたれかかったおでこに

Ah そっと口づけて頬照らした君が
ここ一番紅葉してるって笑ってる

Because I love you and Do you too?

そっと触れた指 離さずにいる

伝う指 握る手のひら



目にした思い出
手をかざしてみる

溢れだした景色
鮮やかに染まる

おもりを沈めて溢れた水のように
押すシャッター 感情溢れ

キレイな景色の絵画が浮かぶ

絵のような写真めくるたびに溢れる
想いがよみがえり 何を 思ってたの


つないだ手離さないように
手のしわつなぎ合わせ歩き出す

指先に伝わる圧力
ぎゅっと握り返した君の手


love you … 
because I love you and you?

また歩き出した二人
並んだ影見つめ空を仰いだ

空の絵だけ覚えとこう
想い出はいらない
Because I love you

長く伸びた白い影
大きな鳥に見えた

天国まで飛んでくれますか