サヨナラ



一人だけで歩いてきたつもり ここまで
後ろで 手を振る君さえ 見ないふりで

振り向きたい気持ちを また 押し込める

サヨナラ 曇り空や街の人たち 風の匂い
一人で歩く事で 自分の弱さ隠してた


いつの間にか 君がついてきた 笑顔で
必死に 横に並ぼうと 歩み重ね

サヨナラ 君に会う度 いつも口からこぼれそう
ただ手に入れたかった 君の手を引く強さを

二人で 居たいよ それでも

君の手は 遠くへと


サヨナラ 呟き また歩くよ 一人で 一人で