孤独に震える夜は
あなたの手が近くにあればいい
涙で前が見えないときは
あなたの声のする方へ
行きたかったよ あなたをもっと深く
許せたなら
月明かりに照らされて 滲むシルエット
一人より二人のほうが悲しい
繋ぐ手も 髪の長い その影も
消えてしまいそうで 強く抱いた
どうして泣いているの
どうして黙っているの
いつも全てを知ることが
怖くて動けないの
抱き締めてあげたかった
あなたをもっと上手く
愛せたなら
そのココロに触れたら壊れてしまう
苦しいとあなたが泣いているの
この声もこの歌も聞こえぬよう
耳をふさいでいるの あなたは一人
二人の陰 絡まる糸のように
ほどけない 強く辛く絡まる
あのキスも あの言葉もまだ残ってるよ
目を閉じるように サヨナラ
月明かりに照らされて 滲むシルエット
二人より 一人の方が綺麗だ
歌う、うた この歌が終わったら
ここから始めたい 私は一人