或るささやかな奇跡
描いてた未来と 現実はあまりに違ってて 
行き場の無い 怒りや迷いは今日も胸にくすぶってる
そんな不甲斐無い自分を 嘆いてばかりの毎日でも 
君といる何気ない時間を「悪くないな」って思えたりもしている

遠く霞んでいた「どうせ届かない」って思っていたものは案外すぐ足もとで
悪戯っぽく笑って こっちを見ている

幸せの形は どれも違っていて 君と僕のも同じじゃないんだろうけど
不揃いだって 重なる部分を もっと一緒に増やしていこう
願わくばどうか 偽りない心で 君のその口元にほほ笑みを
拙い表現だけれど
僕の幸せには いつだって君が 必要だって思うんだよ

同じ様な足踏み 繰り返す自分を思い知る度
せめてちゃんと それと向き合える そんな自分でありたい

希望の光なんて 灯らなくたっていいんだ もうちょっと頑張れるような気がするんだよ
君がそこにいてくれるなら

きっと誰だって なにか足りなくて 補い合って支え合って生きている
あやふやな バランスだって もっと素直に人を 信じていたい
騙して憎んで傷つけあっても それでも人はまた愛し合っていく
ありふれた表現だけど 
僕は君のために 今よりもっと 「強くなりたい」って思うんだよ

当たり前な顔した 幸せに気づけた これはもうささやかでも奇跡だ
見落としそうな 大切なもので 日々はもっと 輝いていく

「今日も素晴らしい1日だったな」
そうだきっと君といたからだね
言葉は単純だけれど 心を込めて
大切な君よ どうもありがとう

ささやかな奇跡を これからもっと 
どうぞよろしくね